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つれづれなるままにタイ語

タイ語の勉強&タイ関連本レビュー

書評:「ニューエクスプレス タイ語」

2年前に本格的にタイ語の勉強を始めた時に一番利用した本です。白水社の他のニューエクスプレスシリーズ同様、各課ごとに会話文があり、その中で登場する文法を例文と共に解説する、というスタイルです(ラテン語の本も持っていますが、ラテン語会話を必要とする人は一体どこにいるのでしょうか笑)。

全20課の構成ですが、タイ語の本のお約束通りまず最初に文字と発音のルールが長々と書かれています。さすがにこればかりは避けようがないですが、特徴的なのは子音全42(44)字を一気に覚えさせようとするのではなく、よく使う27文字からまず覚えさせようとしているところです。確かにฌとか一度も使った記憶ないですし、ฑも10語も知らない気がします。発音のルールについては、例外なども含め大部分は書いてあります。ですが一回目で全部覚えるのはさすがに難しいでしょう。どうやら東京外大のオープン講座でもこの本を利用しているようです。

肝心の本文は、21歳大学生のカイ君と31歳OLのユキさんのたった2人の登場人物のみ。2人でご飯や買い物などに行くわけですが、なぜこのような設定なのか非常に疑問です笑。フアランポーンで飲みながら最後の20課が終わり、2人がその後どうなったのかモヤモヤ感も半端ありません。

とまあ内容以外のツッコミはさておき、本としては薄さの割に内容がかなり詰まっているとは思います。文法も必要なものは一通り入っています。ただ会話に主体がおかれているので体系性は少なく、文法事項もバラバラに出てきます。何?อะไรは1課なのに、誰?ใครは18課まで出てこない、といった調子です。また、会話文・例文はカタカナ併記のみです。やはりここはアルファベット表記が欲しかったところです(最後の索引にはアルファベット表記あり)。

ただ、やはり会話文で学べるというのは非常に大きなメリットです。僕自身音源を何度も聞き、フレーズとして頭に残っているものが多いです。なので、耳から覚えたいという方にはオススメです。ですがタイ語の基礎なども一緒に持っておくことをオススメします。

ニューエクスプレス タイ語

ニューエクスプレス タイ語

 

 定価1700円+税

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